04法規

01. 用語の定義

この「用語の定義」という項目については,比較的容易にマスターできるはずです.とは言え,これから始まる法規科目の「序章」として,重要な内容を含んでいます.最初は「問題と解説の1対1対応」でも構いません.ただし,法令集を引いて該当条文を確かめる時は,その条文の「文節」や,「構成」(条・項・号),「関連条文」(法→令)を意識してください

建築物」の定義(法2条第一号)は,それほど長文ではありませんが,非常に読みにくい.それは「又は・若しくは」といった「文節」が少々複雑な構成になっている点にあります.
主要構造部」(法2条第五号)は,防火関係の規定には欠かせません.「構造耐力上主要な部分」(令1条第三号)と対比で出題される事がありますが,こちらは「構造耐力」つまり構造計算に必要な用語である事が明記されているのに対して,先の「主要構造部」には「火災」と関係性がある事について直接は書かれていません(単なる「パーツ」の羅列).ところが,他の規定(特建耐火,避難施設,防火区画や防火地域など)で,どう扱われているかを見れば明らかになります.つまり,そうした関連性は,大前提として知っておく必要があるという事です.
延焼のおそれのある部分」(法2条第六号)については過去問題にもあるように,同一敷地内の複数の建築物に,延焼ラインについては「1つの建物とみなす」というケースと「別々の建物」として,その建物間に延焼ラインが生じる」ケースがあるという事が書かれています.
建築」(法2条第十三号)や「大規模の修繕・模様替え」(同条第十四号・十五号)は,確認申請(法6条)の「要・不要」の判定で,必要になります.是非,問題文を分解して見たり,条文の構成をイメージする習慣をつけてください.

■学習のポイント
「持ち込み法令集」の作成のコツは,線引きしたり,マーカーで色をつけたりする量や,貼り付けるインデックスの数を,極力減らすことにあります.最初は不安なので,余計なところにも線引きしたり,余分なインデックスを貼り付けてしまったりします.しかし,視覚的に凝れば凝るほど,時間が経つと,逆に使いにくくなってしまいます.毎日ずっと法規科目だけを集中して学習できるのであれば,ある程度,馴染む感覚は持続しますが,しばらく法規科目を学習せずに,再び,法規科目の学習に戻ったときに,迷子になったり,ただただインデックスを頼りに引いてしまい,法令集に慣れるまでの時間が必要以上にかかってしまうものです.出題意図と線引き箇所にどんな関係あるのか,法と令の構成はどうなっているのか,そういった視点で条文に接する事で,頭の中に基本的な構成がイメージとして出来上がると,それは長期記憶となり,しばらく経ってもその感覚は消えません.法令集が「補足・詳細」の位置づけになってきます(逆に,意識しないとその感覚はなかなか育ちません).その視点で,持ち込み法令集を作成されることをお奨めします.

合格ロケットでは,書籍「法規のウラ指導」を補助教材として推奨しています(オンライン講義の指定図書).法令集はどの出版社のものでも構いません.実際に手に取って,しっくり来るものを選んでください.一方,インデックスには拘って頂きたいです.「法規のウラ指導」のインデックを無料請求して実際に貼ってみると,その「並び」や「近しい関係」が感覚的に把握しやすいよう考慮されている事が伝わると思います.【こちら】

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