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2024.08.13 事務連絡

合否を大きく左右する「とりこぼし」とは?

■【合否を大きく左右する「とりこぼし」とは?】
 
試験は毎年,難易度が異なります.難易度の高い問題や,迷ってしまう問題,過去問の知識では解決しない問題は,どの年度にも含まれています.しかし,実際に合否を大きく左右するのは「とりこぼし」です.

 
本試験で「正答率60%以上の問題」というのは,出題側も難易度を低めに設定した,いわば「点取り問題」と考えられます.難易度の高い(難しい)問題で失点しても,他の受験生も多くが失点するので差はつきませんが,難易度の低い問題での失点(=とりこぼし)が増えてくると,その影響は大きくなります.
 
今年度の学科本試験において,難易度の低い問題で何点くらい失点してしまったのかどんな失点の仕方だったのか問題を解く時に何を考えて判断したのか,を早い段階で確認しておきましょう.
 
教育的ウラ指導のブログで,「正答率」と「とりこぼし」が一目でわかるプログラム「学科本試験用 とりこぼしチェッカー(エクセルファイル)」を公開しています.ある程度の知識量や理解度はあるのに不合格だった,という受験生ほど「とりこぼしの多さにビックリされることでしょう.

 

>>> ダウンロードページは,【こちら】


難易度の低い問題で失点が増えると,その分,
難易度の高い問題で得点を稼ぐしかありません.
 
つまり, 
難易度の低い問題で失点を減らす事と,
難易度の高い問題で得点を伸ばすは,
同じ価値があります.
 
ところが!!!

 
多くの受験生は得点を伸ばすために猛勉強しますが,
失点を減らすための工夫・対策について本気で取り組もうとはしません.


次年度の試験に向けて本格的に勉強を始める前に,まずはとりこぼしの原因を自分自身で分析することです.試験には,知識量や理解度以外での得失点の要因がいくつかあり,同じ失点でも,理由は個々に違います.
 
そこでの「気づき」と、その「対策」の実践が,次年度の試験結果を大きく左右することでしょう.

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