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2022.09.09 勉強法・活用法

何から始めれば良いでしょうか?

○【何から始めれば良いでしょうか?】
「11月にリリースされるまで何から勉強すれば良いですか?」というご質問がございます。
 
本格的には11月リリースから(年内始動)で構いませんが、先行して苦手科目の理解を深めておくなど、それまでに目標(やや低めのハードル)を設定して取り組んでください。

もし、今年受験されている場合は「本試験の検証」をしておく事をお勧めしています。この「検証」とは「答え合わせ」や「解説の確認」ではありません。
自分自身の検証」です。


 ○準備
・令和4年度 学科本試験問題(自分が受験したもの)。
・次の3つ資料をダウンロードしておく。
 本試験の回答分布・正答率に関する資料は,【こちら】
 とりこぼしチェッカーは,【こちら】
 過去問のコード分析は,【こちら】
 
 ○第1フェーズ(これだけでも構いません。最重要
・正答率60%以上(88問)のうち、失点した問題(=とりこぼし)を抽出。
・「ほぼ即答」なのか「迷った上」で間違えたかを分類する。
・「読み落とし」,「読み間違い」,「思い込み」,「精度不足」,「理解違い」,「その他」を分類する。
・4選択枝とも過去問の類似を調べて、その気づきを記録しておく。
 
※「自分の失点の仕方・傾向を分析しておきましょう。ここでの気づきが、あなたの「勝ち方」に繋がります。

不合格を「努力不足」「来年は本気出す!」で片付けちゃダメ。


(ココから先は、余力のある方)

第2フェーズ
・正答率60%以上(88問)のうち、得点できた問題を抽出。
・「ほぼ即答」なのか「迷った上」で正解したかを分類し、迷ったものをピックアップ。
・「なぜ迷ったか」過去問の類似を調べて、その気づきを記録しておく。
※偶然正解した問題は特に要注意。将来的に「とりこぼしのリスク」を含んでいます。
 
第3フェーズ(難易度の高い理由があります)
・正答率60%未満(37問)のうち、失点した問題を抽出。
正答率が40~60%の問題を得点するには、どんなアプローチや事前準備が必要だったのか記録する。
※正答率が40%未満の失点は気にしない。深く追求する必要はありません。
 
第4フェーズ(残り)
・正答率60%未満(37問)のうち、得点できた問題を抽出。
・「仕掛け方」で気になった点があれば記録しておく。


計画科目の1問目から復習を始めてしまうと、最初はネット検索で色々と情報が出てきて楽しいのですが、他の科目では、ネットで得られる情報も少なくなり、大抵は、中途半端に終わってしまうのがオチです。
むしろ、全125問をフラットに扱ってしまう事で、自分にとって克服するべきポイントが見えにくくなります。
「知っていれば、理解していれば得点できる」とは限らないのです。
 
「どうしてこんな簡単な問題を間違えたんだろう?」
「へー、やっぱりこの問題って皆、迷っていたんだ」

 
少し視点を変えて本試験問題を見る事で、出題側の設定と自分の視点のズレが見えてきます。
その重要性は、自分自身で体感する事で、初めて身に付きます


10月に「検証講習会(オンライン)」を開催します(先行販売の対象者は参加無料)。講義までに「第1フェーズ」だけでも実践して頂けると、講義の価値が何倍にも上がります。
講義の詳細・ダウンロード資料は、はアプリの「オンライン講義ページ」で公開いたします。